オンラインカジノの一連の摘発から見えてくる今後のユーザーの危険性
オンカジの逮捕が一般人まで広がってるようだな。
ちょっと前まではオンカジでの逮捕ってのはオンカジの運営側だったりyoutuberだったりした気がするんだが、最近のニュースを見てると「なんか一般人のオンカジ逮捕のほうが多くないか?」って印象が強くなってきてる。
この状況は「オンカジで遊んでても逮捕はさすがにないだろ」ってタカをくくってた一般人にはけっこうキツいかもしれないな。
「次のオンカジでの逮捕は俺かも…」ってビクビクしながら過ごしてる一般人も結構いるんじゃないかって俺は想像しちゃうけど、その辺はどうなんだろう。
俺自身はオンカジで遊んだこともないし、潔白の身だけど、サークルの友達とかバイト先の先輩とかがスマホで遊んでたり、盛り上がってるのを見たりしてきたから、身近な知り合いがちょっと心配ではある。
それもあって、どのラインから一般人のオンカジの逮捕が起こってるのか、気になってきたんだよね。
それで、最近のオンカジでの逮捕の、一般人の事例を調べてみたから、今日はそれについて書きのこしておこうと思うよ。
一般人の逮捕が増えるきっかけになったスモウペイ事件
オンカジでの逮捕の一般人の事例が増えてきたきっかけには、どうやら「スモウペイ事件」があるみたいだってことがわかった。
スモウペイ事件っていうのは、オンラインカジノの決済代行業者だった「スモウペイ」の運営者二人が、常習賭博幇助の容疑で逮捕された事件だ。
この事件は一般人のオンカジ利用の逮捕ではなく、オンカジ関係者の逮捕なんだが、どうやらこの事件が分水嶺になって一般人の逮捕の流れができてしまったみたいなんだよな。
ちなみに、このスモウペイ事件の段階で、関係者二人だけじゃなくてスモウペイを利用してオンラインカジノに決済をしていた21人の一般人も書類送検されてるから、これだけでも一般人の事例としてはかなりデカい。
このスモウペイ事件をきっかけとして、オンカジ関連の逮捕は「決済業者から確保した利用履歴」だとか「決済業者からの利用者の個人情報の証言」だとか、はたまた「暗号資産追跡ツールでの調査」という方法で、一般人の検挙のための様々なルートが開拓されたようだ。
決済してそのお金で賭博行為をしたという動かぬ証拠になってしまっているわけだ。
オンラインカジノの入金不要ボーナスのような無料で遊べるものだったら逮捕には至っていないだろう。
これまでのオンカジ関連の逮捕は関係者の逮捕であっても「本丸」である運営元を叩くことができないっていう隔靴掻痒の状態が続いていた。
だけど、「決済代行業者」という中間地点を狙うことで「本丸」を叩けずとも「芋づる式」に一般人を摘発できる抜け穴を警察が見つけ出した形になる。そういう意味でも「スモウペイ事件」は歴史的な逮捕劇だったといえるね。
24都府県で57人の一般人が摘発された最大のニュース
2024年9月のスモウペイ事件から3か月後、2024年11月には、オンラインカジノを利用していた一般人が9月以降24都府県で57人摘発されていたという「一般人のオンカジ利用の逮捕」にまつわる最大級のニュースが目立っている。
このニュースで注目すべきは、オンカジでの逮捕に関わった一般人の数もさることながら、なんといっても書類送検された一般人のなかに「仮想通貨でオンラインカジノを利用していた一般人」が含まれていたことじゃないかな。
この書類送検は「仮想通貨の追跡ツールを使った客の特定」が初めて成功した事例として、オンカジを利用することによる逮捕の一般人の危機を新たなフェイズにおしあげたといえると俺は思う。
オンカジ由来の逮捕の可能性におびえる一般人のあいだでも、まだ「仮想通貨を使えば大丈夫だろう」っていうおごりというか、油断があったわけだが、この「初の成功例」は、そういったおごりや油断を粉々に打ち砕くようなニュースなんじゃないかと俺は受け取ったね。
最近でもまた、仮想通貨を利用してオンカジで遊んで逮捕された一般人のニュースを見たし、今後の一般人の検挙は「仮想通貨利用者」がグーンと増えていくと俺は予想してるくらいだ。
友人や先輩がもし仮想通貨のことで盛り上がってたら、オンカジで使ってないかどうか探ってみて、もしそうだとしたらちょっと釘を刺しておかないといけないんじゃないかなと感じている今日この頃だ。